20万円を米ドルに替えるなら? 現金・カード・余ったドルまで調べたら「次の旅行」まで話が広がった

アメリカ旅行を前に、ふと気になった。

20万円を米ドルにするなら、結局どの方法が一番いいんだろう?

最初は本当にそれだけだった。

銀行で両替するのか。

空港で替えるのか。

RevolutやWiseを使うのか。

外貨宅配という方法もある。

証券会社でドルを買って、どこかから現金で引き出せたりしないのか。

せっかくなのでChatGPTと一緒に、思いつく方法を片っ端から比較してみることにした。

ところが調べていくうちに、

「どうやってドルを買うか」より、「買ったドルをその後どうするか」の方が面白い

という話になっていった。

今回は、その一連の流れをまとめてみる。

※為替レートや手数料、サービス内容は変わるので、実際に利用する際は最新情報を確認してください。


  1. まずは20万円を米ドル現金にする方法を比較
  2. 「為替が安い」と「ドル札を安く手に入れる」は別だった
  3. 現金目的ならインターバンクがかなり有力だった
    1. インターバンクが本命
  4. でも本当に面白くなったのはここから
  5. ドル札のまま持っていればいい
  6. 数百〜1,000ドル程度なら「ドルのタンス貯金」が一番安い?
    1. 自宅でそのまま保管するのがコストだけなら最安
  7. ところが「次の旅行がアメリカじゃなかったら?」
  8. ドルから直接、次の外貨へ替えればいい
    1. A:USD現金 → 現地通貨へ直接交換
    2. B:USD現金 → JPY → 現地通貨
    3. C:USDを口座へ入れる → 電子的に目的通貨へ交換
  9. 米ドル札は意外と「次の旅行用通貨」として強い
  10. そして最後に出てきた「円高」と「ドル安」の違い
    1. 円が強くなった
    2. ドルが弱くなった
  11. 円高の場合
  12. ドル安の場合
  13. 見るべきなのはドル円だけじゃない
    1. USD/JPY
    2. USD/TWD
    3. JPY/TWD
  14. 「ドル円が下がった」だけでは判断できない
  15. 損益分岐点まで考えるともっと分かりやすい
    1. 「どの通貨に対して、どの程度まで円高になると思うのか」
  16. ここまで調べて、自分ならどうするか
    1. アメリカ旅行前
    2. アメリカ旅行中
    3. 帰国後、ドルが余った
    4. 次の旅行先が別の国
    5. 今後円高になると思う
  17. 次の旅行先がまだ決まっていないなら?
    1. とりあえずドル札のまま持っておく
  18. 「次回旅行用の待機通貨」
  19. まとめ

まずは20万円を米ドル現金にする方法を比較

今回の前提は、

日本円20万円を米ドルの現金にしたい

というもの。

候補を挙げていくと、かなり多い。

  • 銀行
  • 空港の外貨両替所
  • 外貨両替専門店
  • 外貨宅配サービス
  • Revolut
  • Wise
  • PRESTIA
  • 外貨預金
  • 証券会社
  • 海外ATM
  • クレジットカードの海外キャッシング

最初は、

「為替手数料が一番安いところを探せば終わり」

くらいに思っていた。

でも、ここでいきなり落とし穴があった。


「為替が安い」と「ドル札を安く手に入れる」は別だった

RevolutやWiseは、海外旅行ではかなり有名だ。

円からドルへの交換コストも低く、カード決済にも強い。

なので、

「じゃあ20万円をRevolutでドルにして、現地ATMから全部出せばいいのでは?」

と思った。

ところが、20万円を全部現金で引き出そうとすると話が変わる。

無料でATMを使える金額には上限があり、それを超えると手数料がかかる。

さらに、

  • カード発行・配送費
  • ATM利用手数料
  • 現地ATM運営会社側の手数料

まで考える必要がある。

つまり、

RevolutやWiseはカード払いには強い。

でも、

20万円全部を米ドル紙幣にするためだけに使うなら、必ずしも最安ではない。

ここは最初のイメージと結構違った。


現金目的ならインターバンクがかなり有力だった

いろいろ比較していく中で、今回かなり有力だったのが外貨両替専門店のインターバンク

調査時点では、

  • 米ドルの現金レートが比較的良い
  • 店頭で交換できる
  • 宅配にも対応
  • 20万円程度でも使いやすい
  • カードや新しい銀行口座を作る必要がない

という条件がそろっていた。

つまり、

「日本を出発する前に、20万円を米ドル紙幣にしたい」

という目的だけなら、

インターバンクが本命

という結論になった。

一方で、

日本でドル札を持って出発する必要はなく、アメリカ到着後にATMから引き出してもいい

のであれば、PRESTIA GLOBAL PASSのような方法も候補になる。

ここまで整理すると、

現金を日本で用意するなら外貨両替専門店。

現地ATMならPRESTIAなど。

カード払い中心ならRevolutやWise。

普通のクレジットカードは予備。

と、それぞれ役割が違うことが分かった。


でも本当に面白くなったのはここから

ここで次の疑問が出てきた。

旅行後にドルが余ったらどうする?

例えば20万円を約1,250ドルにして持っていったとする。

旅行で全部使うとは限らない。

300ドル余るかもしれない。

500ドル余るかもしれない。

普通に考えれば、

余ったドルを日本円へ戻す

ことになる。

でも、次回もアメリカへ行くなら?

一度、

ドル → 円

へ戻して、

次の旅行前にまた、

円 → ドル

へ替える。

当然、そのたびに両替コストが発生する。

だったら、

ドル札のまま持っていればいい

という、ものすごく単純な話になった。


数百〜1,000ドル程度なら「ドルのタンス貯金」が一番安い?

ドル札を銀行へ預ける方法も調べた。

銀行によっては、

米ドル紙幣をそのまま米ドル外貨預金へ入金

できる。

例えば、

  • 三菱UFJ銀行
  • PRESTIA
  • みずほ銀行

など。

一見すると、

「家に置くより銀行の方が安全だし、それでいいのでは?」

と思う。

ところが、ドル紙幣を外貨預金へ入れるときに外貨現金取扱手数料がかかることがある。

さらに次の旅行で、

外貨預金 → ドル札

と戻すと、また手数料。

つまり、

預けるだけで往復手数料を払うことになる。

次回もドル札として使うことが決まっていて、金額が数百〜1,000ドル程度なら、

自宅でそのまま保管するのがコストだけなら最安

という結論になった。

もちろん、

  • 盗難
  • 紛失
  • 火災
  • どこにしまったか忘れる

というリスクはある。

それでも、

次もドルで使うのに、わざわざ円へ戻す必要はない。

ここまではかなり分かりやすい。


ところが「次の旅行がアメリカじゃなかったら?」

ここからさらに話が広がった。

次の旅行先が、

  • 台湾
  • タイ
  • シンガポール
  • オーストラリア
  • イギリス
  • ヨーロッパ

だったらどうする?

最初は、

「今後円高になると思うなら、ドルを円へ戻しておけばいい」

と考えた。

でも、これでは大事な視点が一つ抜けていた。


ドルから直接、次の外貨へ替えればいい

手元にドル札があるなら、

ドル → 円 → 台湾ドル

とする必要はない。

台湾へ行って、

ドル → 台湾ドル

と直接交換する方法がある。

タイなら、

ドル → タイバーツ

シンガポールなら、

ドル → シンガポールドル

と直接替えられる。

つまり選択肢は3つ。

A:USD現金 → 現地通貨へ直接交換

B:USD現金 → JPY → 現地通貨

C:USDを口座へ入れる → 電子的に目的通貨へ交換

この3つを比較する必要がある。


米ドル札は意外と「次の旅行用通貨」として強い

ここで分かったのが、

米ドル札そのものが世界中でかなり強い

ということ。

特に台湾やタイなどでは米ドルの流動性が高く、両替所によっては、

日本円から現地通貨へ替えるより、米ドルから直接替えた方が有利

になることがある。

つまり、

「次は台湾だからドルは必要ない」

とは限らない。

むしろ、

ドル札のまま台湾へ持っていった方がいい

場合もある。

今回調べた範囲では、

  • 台湾
  • タイ
  • シンガポール
  • オーストラリア

などは、ドル札から直接現地通貨へ替える方法がかなり有力だった。

イギリスは比較的差が小さく、

ユーロ圏は両替所による差が大きい。

ここで、

「旅行後のドルはすぐ円へ戻さない方がいいかもしれない」

という方向に考えが変わった。


そして最後に出てきた「円高」と「ドル安」の違い

ここが今回、一番重要だったかもしれない。

よく、

ドル円が157円から150円になった。

となると、

「円高になった」

と言う。

でも本当は、

円が強くなった

のか、

ドルが弱くなった

のかで意味が違う。


円高の場合

例えば日銀の利上げなどで、

円そのものが多くの通貨に対して強くなる

ケース。

円が、

  • ドル
  • ユーロ
  • ポンド
  • 台湾ドル
  • タイバーツ

などに対して強くなるなら、

ドルを早めに円へ戻しておく

戦略が有利になりやすい。


ドル安の場合

一方で、

FRBの利下げやアメリカ景気悪化などで、

ドルそのものが世界の通貨に対して弱くなる

ケースもある。

この場合、

USD/JPYだけではなく、

USD/EURやUSD/TWDなども動く。

ドル札を持ち続ける価値は下がりやすい。

ただし、

次に欲しい通貨も同時に弱くなっている可能性がある。

だから、

「ドル安だから即円へ戻す」

とも限らない。


見るべきなのはドル円だけじゃない

例えば次の旅行先が台湾なら、

見るべきレートは3つ。

USD/JPY

ドルと円。

USD/TWD

ドルと台湾ドル。

JPY/TWD

円と台湾ドル。

この3つを見て、

ドル札をそのまま台湾ドルへ替えるのか。

一度円に戻してから台湾ドルへ替えるのか。

を比較する。

つまり、

「ドル円が下がった」だけでは判断できない

ということ。

これが今回たどり着いた一番大きな結論だった。


損益分岐点まで考えるともっと分かりやすい

例えば、

今なら1ドル157円でドルを円へ戻せる

とする。

ここで今ドルを円にするか、

ドル札のまま次回旅行まで持つか。

これは、

次の旅行先でUSDとJPYのどちらが高く買い取られるか

で決まる。

円がある水準以上まで強くなれば、

今ドルを円へ戻しておいた方が得。

そこまで円が強くならなければ、

ドル札のまま持っていた方が得。

つまり、

「円高になると思う」

だけでは足りない。

本当は、

「どの通貨に対して、どの程度まで円高になると思うのか」

まで考えないといけない。


ここまで調べて、自分ならどうするか

今回の話を全部まとめると、今のところこう考えている。

アメリカ旅行前

20万円を米ドル現金にするなら、まず外貨両替専門店を比較。

今回の調査ではインターバンクがかなり有力。

アメリカ旅行中

カード決済用としてRevolutなどを使うのはあり。

普通のクレジットカードも予備として持つ。

帰国後、ドルが余った

次もアメリカへ行く可能性が高いなら、

円に戻さずドル札のまま保管。

次の旅行先が別の国

すぐには円へ戻さない。

まず、

USD → 現地通貨

と、

USD → JPY → 現地通貨

を比較する。

今後円高になると思う

ドル円だけでは判断しない。

円高なのか、ドル安なのか

を分けて考える。


次の旅行先がまだ決まっていないなら?

今回の最終結論はこれ。

とりあえずドル札のまま持っておく

そして次の旅行先が決まったら、

  • USD現金から直接交換
  • JPYへ戻してから交換
  • 電子的に交換

の3つを直前に比較する。

米ドル札は、

アメリカでしか使えないお金

ではない。

世界中で流動性が高いので、

「次回旅行用の待機通貨」

としてかなり優秀だった。


まとめ

最初は、

「20万円をドルにするなら、どこが一番安い?」

というだけの話だった。

でも調べていくと、

ドルをどう買うかより、その後どうするかの方が重要

だと分かった。

円からドルへ替える。

旅行で使う。

余ったドルを持つ。

次の旅行先が決まる。

ドルから別の外貨へ替える。

円高になる。

ドル安になる。

全部つながっている。

だから今後は、

ドル円がいくらなのかだけを見るのではなく、次に何の通貨を使うのかまで含めて判断する。

これが今回の結論。

そして次の旅行先がまだ決まっていないなら、

ドル札のまま待機。

行き先が決まった時点で、また一番有利な交換方法を調べればいい。

そのくらいの柔軟さが、外貨にはちょうどいいのかもしれない。

Copied title and URL